環境を変えたい中海ばあばとは?
NPO法人 自然再生センター事務局長 小倉加代子さん
環境を良くしたい背景
過去に中海は干拓されようとしていて、反対運動から干拓がストップした。その影響で中海の環境は悪くなる。
今回紹介する小倉加代子さんは出身地でもある松江で活動している。当時子育てをきちんとしたかったうえ、仕事を両立できるようにと、この仕事を‘選んだ’。
この仕事をしているうちに中海の環境改善に興味を持つようになり、認定NPO自然再生センターの事務局長をするに至る。
寄付金から分かる共感
自然再生センターの活動は地域の人に支えられている。共感を得るのが直接の成果であり、寄付金からは地域住民のお金で動いている、地域の人に信頼・支持されているということが実際に目で見えるとともに、活動に共感を得ていることも実感できる。
情報発信をして活動を理解してもらうという共感から納得へと、お互いの信頼関係を築き上げるのである。
環境が人を育てる
小倉さんが一生懸命活動するのは次の世代にその姿を伝えたいためであり、かつ中海の環境を改善できたら、そこにいる人の考え方も変わり、良い方向に変化するという思いがあるからでもある。
環境が豊かになると、そこにいる人も豊かになる。環境はすぐに変化するものではなく、少しずつ時間をかけて良い方向に変化させることを目標に今日も活動しているのである。
【データ】
自然再生センターのホームページ・活動はこちらから http://www.sizen-saisei.org/
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【編集後記】
自然再生センターの活動の奥に、「環境は人を育てる」「共感を広げる」といった言葉に感動しました。これからも活動を応援したいと思いましたし、中海についてもっと興味を持つ人が増えたらいいな、と思いました。
島根大学 川本 裕哉