森を開拓し、誰でも自然に触れ合える森を目指して!
- 松江 ひと結び
- 2016年7月30日
- 読了時間: 2分
育じいの森 松村浩充さん

自然と触れ合う

森を開拓して
竹矢町にある森で友人たちとともにログハウスや遊具・鳥小屋の設置などをしている松村さん。 誰でも自然にふれあえる場所を提供できることを目指し活動していることが話題を呼び、幼稚園の子供、お手伝いをする人、森の見学をする人たちなどが集まっている。
松村さんは自分の趣味としてこの森づくりをはじめ、今では多くの人に活動を支持されている。
育じいの森
松村さんはこの自然の遊び場を「育じいの森」と名付けている。この「育じい」という言葉には「育児」と「じいさん」という二つの意味が掛けてあり、子供たちが自然の大切さなどを学ぶことが育児につながる。お年寄り達に自然に帰って遊んでもらうことで子供の頃を思い出して欲しい。という松村さんの思いを表す言葉となっている。
ここにはブランコ、シーソー等の遊具やストーブがあるログハウスなど「育じい」の言葉が表すように子供もお年寄りも楽しめる場所である。
森の目指すもの
松村さんは自分が子供だったころに多くの自然と触れ合い、自然からたくさんの大切なことを学んだ。しかし、今の時代の子供達の生活環境は自然の中で遊ぶ機会が減っていると指摘する。また、お年寄りたちも外に出る機会が減っていると感じている。
そこで、「育じい」という言葉をもとに「子供、お年寄りたちに自然の遊び場を提供する」という目標を掲げ日々活動している。

【データ】
住所 / 〒690-0023 松江市竹矢町42
山陰道を竹矢で降り出雲国分寺跡のそばの道を進んださき。
【編集後記】

自分も実際に自然の中で活動してみるとこの森がとても好きになり、時間があれば遊びに行くようになった。松村さんの人柄もあり、この森には毎日様々な人が訪れるので、新たな交流の場としても一役買っているように感じた。これからも多くの人をこの自然の力と松村さんの人柄で癒し続けてほしい。
島根大学 今井勇樹
