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大根島の新しい名物を目指して!!

  • 執筆者の写真: 松江 ひと結び
    松江 ひと結び
  • 2016年7月30日
  • 読了時間: 2分

大根島の安部健一さん

~産直市からのスタート~

 大根島では若者離れが進んでいる。そんな中、安部さんは地域を盛り上げたいという思いもあり、かつ高齢者が外に出る機会をつくりたい・人が寄り集まる場所を作るべく、産直市を始めた。大根島の野菜を販売すると共に、昨年安納イモと紅はるかを合わせて蜜イモと名前を付け、芋の販売を始めた。

 紅はるかを焼き芋として以前から販売しており、新たに安納イモをスティック状に揚げて販売を始めた。

~おいしさを引き出す~

 紅はるかを焼き芋に、安納芋をスティック状に揚げるといった、品種によって調理方法を変えるといったこだわりがある。これは、糖度がほぼ同じなのに、調理の仕方で甘さの感じ方が異なるためである。芋は普通、収穫後に冷蔵庫に保存されるが、安部さんは天日干しをしたところ、甘くなったのだという。現在、規格外の芋をシロップとして商品化を目指しており、試作品を作ることを考えている。

~生産量の拡大を目指す~

 大根島では農業に使える土地が多く残っているという状態であり、耕作放棄地等の農地を使い生産量を増やすことで販売量を増加させたい、と考えている。これはイモの農家によってイモの味が異なるため、他の農家へ生産のしかたを統一したい。

 そして、リピーターの増加を目指している。リピーターを増やすには、蜜イモの存在とおいしさを人々に知ってもらうことから始まる。リピーターが増加し軌道に乗れば人を雇い、産直市を拡大営業し、毎日開催したいと考えている。

【Facebook】

いいね!をお願いします。 大根島産直市の開催場所・状況も掲載されています。 https://ja-jp.facebook.com/daikonshimasanchokuichi

【編集後記】

 今回取材の際に蜜イモを実際に食べてみて、さつまいもがこんなに甘くておいしいのだと初めて思った。

 この場所(大根島)からヒット商品が生まれるのではないかと実感した。今後が楽しみである。

島根大学  川本 裕哉

 

【紹介文】

柏木 利徳さん 

ソーラーシェアリングをする農家 大根島産直市の副理事長をしており、同じ産直市を営業している。農家つながりでもあり、サルボウガイの養殖もしている。


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